ヤマハ発動機は9月15日、中国の二輪製造合弁会社である「株洲建設雅馬哈摩托車(以下、ZJYM)」の現合弁パートナーである、「重慶建設机電」が、ZJYM持分を「浙江春風動力(以下、CFMOTO社)」に譲渡することに合意。これに伴い、新合弁会の社名が「株洲春风雅马哈摩托车(以下、ZCYM)」となることを発表した。
なお、合弁事業は、競争法や、その他の法令上必要なクリアランス・許認可等の取得が前提となる。
ヤマハ発動機は、中国を重要な生産・販売拠点の1つと位置付けていることから、今後、CFMOTO社と合弁事業の方向性を協議し、さらなる競争力強化を目指すとしている。
[会社概要]
<ZCYM>
– 会社名:株洲建設雅馬哈摩托車有限公司
– 合弁開始予定時期:2023年11月を予定
– 所在地:湖南省株洲市芦淞区建雅路76号
– 株主:CFMOTO社 50%、ヤマハ発動機 44.23%、台雅公司 5.77%
– 代表者:検討中
– 従業員数:約500名
– 事業概要:二輪車の生産、販売。
<CFMOTO社>
– 会社名:浙江春風動力股份有限公司
– 設立:2003年12月9日
– 所在地:浙江省杭州市余杭区余杭経済開発区五洲路116号
– 資本金:15,045.4163万元
– 代表者:董事長 頼国貴、総経理 頼民傑
– 従業員数:約4,000名
– 事業概要:二輪車 RV(ATV/ROV) その他アクセサリーの製造販売。