ヤマハ発動機は11月17日、オートマチックスポーツコミューター「TMAX Tech MAX」および「TMAX」をモデルチェンジし、2022年3月に欧州で発売すると発表した。
また、11月25日からイタリア・ミラノで開催される「EICMA(国際モーターサイクルエキシビション)」に出展する。なお、2022年夏以降に日本での発売を予定している。
発売21年目を迎えるロングセラーの「TMAX」2022年モデルは、“Maximize the Moment”をコンセプトに開発されている。
新たな特徴は、1)「TMAX」」らしいスポーティさを受け継ぎながら一回りコンパクトになったオールニューのスタイリング、2)スマートフォンと接続し、ツーリングの楽しさを拡張する7インチ高輝度TFTカラーディスプレイ、3)10本スポークの軽量“SPINFORGED WHEEL(スピンフォージドホイール)”と新タイヤの採用、サスペンションセッティング変更による走行性能の向上、4)走行性能に調和させた、新ライディングポジション、5)ボタンプッシュで3段階調整(±15mm)可能なアジャスト式バックレスト、6)当社初の電動タンクキャップなどエルゴノミクスに配慮した新しい機能・装備、7)整数倍音に着目したサウンドチューニング、など。
一方、「TMAX Tech MAX」は、「TMAX」をベースに、クルーズコントロールシステム、電動調整式スクリーン、グリップウォーマー、メインシートヒーター、調整機能付きリアサスペンション、夜間の視認をサポートする光るスイッチ(一部「TMAX」にも採用)を搭載し、快適性を高めた上級モデルとなる。