村田製作所は11月7日、積層セラミックコンデンサの中長期的な需要増加に対応する体制構築を目的に、中国生産子会社の「無錫村田電子(江蘇省無錫市新呉区)が、11月に新生産棟の建設を開始したと発表した。なお、竣工は2024年4月末を予定。総投資額は約445億円。
[新生産棟の概要]
– 構造・規模:
・生産棟:RC造 地上3階建
・倉庫棟:S造 地上4階建
・EC棟:RC造 地下1階建、地上4階建
– 延床面積: 51,289㎡
・生産棟 RC造:27,140㎡
・倉庫棟 S造:11,630㎡
・EC棟 RC造:12,519㎡
– 建築面積:11,763㎡
・生産棟 RC造:6,557㎡
・倉庫棟 S造:2,797㎡
・EC棟 RC造:2,409㎡
– 用途:積層セラミックコンデンサ向けシートの生産
– 着工:2022年11月1日(火)
– 竣工:2024年4月末(予定)
– 総投資額:約445億円
[無錫村田電子の概要]
– 商号:無錫村田電子有限公司
(Wuxi Murata Electronics Co., Ltd.)
– 所在地:
No.6, Xingchuang 1st Road, Wuxi Export Processing Zone B Zone, Wuxi, Jiangsu 214028, China
– 設立:1994年12月16日
– 資本金:3億4,200万USドル
– 総経理:錦織 巧
– 従業員数:約10,000名(2022年9月30日時点)
– 事業内容: 積層セラミックコンデンサなどの製造