5G利用の車車間通信を想定
今回の展示会では、実際に通信で繋がった2台のデモカーを展示。先行車のカメラからの映像と後続の自車の映像を組み合わせて、実際に先行車の先を視認するデモンストレーションを行った。
ちなみに、今回の展示車両では、レーザースキャナには現行型のSCALAを採用。
将来的には垂直方向の検知領域を従来型の3倍にし、より立体的で悪天候等での検知能力が高いSCALA2(下)の採用を視野にいれている。
また、通信は今回はWifiで行ったが、やはり将来的には次世代通信規格5Gの利用を想定し、今後の普及が見込まれる車車間通信(V2V)の活用を見据えている。
さらに、通信でつながる他車両は、カメラや通信システムさえ搭載していれば技術的には自動車メーカー等の制限はない。
しかし、セキュリティの問題があるため、車車間のコネクト時に認証等が今後必要になってくることは間違いないだろう。