ZMPは11月26日、名古屋市を代表する繁華街である栄の地下街「サカエチカ」において無人宅配ロボ「DeliRo®(デリロ®)」の実証実験を実施すると発表した。
今回の実証は、サカエチカマチの協力を経て、日建設計シビルの全体マネジメントの下、12月3日(金)にサカエチカの公共地下通路・広場で行われ、無人宅配ロボットによる効率的な運搬作業が実施できるかの検証を行う。
また、歩行速モビリティ®「RakuRo®(ラクロ®)」、無人警備・消毒ロボ「パトロ」、物流支援ロボット「CarriRo® (キャリロ)」の展示をクリスタル広場にて実施する。
2020年、ZMPと日建設計シビルの2社は、名古屋駅新幹線地下街「エスカ(ESCA)」にて無人警備・消毒ロボ「PATORO® (パトロ®)」の実証実験を実施した。今回の実証実験では、さらに一歩進んで、自動運転の無人宅配ロボ「デリロ」を活用した地上と地下をロボットでシームレスにつなぐまちづくりの実現を目指すとしている。
■実証実験の概要
日時:2021年12月3日(金)15:30~17:00
場所:名古屋の地下街サカエチカの公共地下通路・広場
内容:地下街の地下広場を起点に北側や西側の地下通路を無人宅配ロボ「デリロ」が自動で運搬作業を行い、地下街利用における状況や課題などを確認する
■展示用ロボット