トヨタ紡織は6月23日、グループ会社「TBカワシマ」の子会社であるタイの販売会社が、第三者による不正アクセスを受けたことを確認したと発表した。
当該会社では、不正アクセスを受けた機器をネットワーク接続から速やかに遮断し、他拠点への影響がないことを確認。詳細についての調査を行っているが、現時点では、トヨタ紡織グループに於ける生産・販売活動への支障もなく、通常通り稼働しているとのこと。
また、現地の捜査機関へ被害申告の準備を進めており、捜査機関やサイバーセキュリティの専門機関と連携をしながら、対応を進めていると云う。
トヨタ紡織は、今回の件を踏まえ、グループとして改めてセキュリティ対策を強化し、再発防止に努めるとしている。