UACJは8月2日、日本軽金属に、アルミニウム製品の設計・販売・施工を行う同社持分法適用関連会社の住軽日軽エンジニアリングの全株式譲渡を前提とし、株式譲渡すると発表した。
住軽日軽エンジニアリングは、UACJ 50%、日本軽金属50%の折半出資のもと、主に公共事業に特化した土木・建築資材の包括的な総合メーカーとして、事業を展開している。
今後、日本軽金属は、住軽日軽エンジニアリングとグループ内の連携を強化し、一方のUACJは、自動車材をはじめとした注力事業に特化すると云う。
UACJは、2018年度から2020年度の中期経営計画で、「資本効率の向上(ROIC重視)」を重点方針のひとつとして掲げており、経営資源の有効活用、事業の選択と集中による中長期での企業価値向上の観点から、当該株式の譲渡に至ったとしている。
[株式会社住軽日軽エンジニアリングの概要(株式譲渡前)]
– 名称:株式会社住軽日軽エンジニアリング
– 所在地:東京都江東区亀戸2-35-13
– 代表者の役職・氏名:代表取締役社長 岸野邦彦
– 資本金:480百万円
– 設立年月日:2000年8月
– 大株主および持分比率:
株式会社UACJ 50%
日本軽金属株式会社 50%
– 売上高:117億円(2017年度実績)
– 従業員数:196名(2018年3月時点)
– 事業内容:
高欄・防護柵等の道路・橋梁施設製品、水門・床版等の溶接構造物、通路用屋根・庇等の建材製品、覆蓋等の上下水道向け製品の設計、製造、販売、施工及びメンテナンス工事の請負など
[株式譲渡の概要]
譲渡時期:2018年9月末(予定)
株式譲渡後の所有株式数:19%