UACJは2月4日、連結子会社で押出事業部門のUACJ Extrusion(Thailand)(以下、押出加工タイ)のアユタヤ工場を、来年1月末(予定)に閉鎖すると発表した。
押出加工タイのアユタヤ工場では、主に自動車熱交換器用・二輪車用管材、および形材や棒材のアルミ押出製品を生産し、東南アジア地域で販売してきたが、UACJは、昨今の厳しい事業環境下により業績が悪化したことに加え、今後も大幅な収益改善が見込めないと判断。今回、「構造改革の実行(2019年9月30日公表)」の重点施策である事業の選択と集中の一環として、同工場を閉鎖する決定を下した。
なおUACJは、工場閉鎖に係る費用として、第3四半期連結決算において、構造改革損失689百万円を計上している。
[アユタヤ工場の概況]
– 名称:UACJ Extrusion (Thailand) Co., Ltd.
– 工場所在地:タイ アユタヤ県
12 Moo 4 U-Thai Sub-District, U-Thai District, Ayutthaya 13210 Thailand
– 事業内容:自動車熱交換器用・二輪車用押出製品の製造・販売
– 従業員数:80名
– 操業年月:2011年8月
– 敷地面積:45,000㎡
<閉鎖予定時期>
・2022年1月末(予定)
■UACJ押出加工:https://uex.uacj-group.com/index.html