豊田通商は、9月24日、インドのグジャラート州マンダル日本企業専用工業団地に「Toyota Tsusho NTTF Training Centre(TNTC)」を開校し、入学式を開催。第1期生として35名の生徒が入学した。
トレーニングセンターの開校は、2016年11月に日印両政府によって合意された「ものづくり技能移転推進プログラムに関する協力覚書」に基づくもの。
3年間のプログラムで、製造技術、安全、改善など日本式ものづくりの考え方に加えて、英語、ビジネスマナーやチームワークなどを学び、現場で活躍するリーダーを育成していくと云う。
豊田通商は、2017年から同工業団地内で、プラグアンドプレイ工場をコンセプトとした日本企業向けの貸工場事業を行っている。
同社は、今回の人材育成事業を通じて、グジャラートに進出する日本の中堅・中小企業が求める人材の育成と確保、事業運営支援を行うとともに、インド政府が掲げる「Make in India」および「Skill India」に、一層の貢献をしていくとしている。