豊田自動織機は、11月22日（木）に愛知県大府市の長草工場で、新たに生産を開始したコンパクトSUV「新型RAV4」のラインオフ式を開催した。
式典には、トヨタ自動車の吉田守孝副社長をはじめ、販売店や仕入先、従業員の代表者約350人が出席。テープカットや次代を担う若手社員による決意表明を行い、生産開始を祝った。
式典のなかで、豊田自動織機社長の大西朗 氏は、「グローバル戦略車にふさわしい品質の車を、ここ長草工場から世界中のお客様にお届けしたい」と新型RAV4生産への抱負を述べた。
長草工場は1967年の操業開始以降、トヨタグループでのコンパクト・ミディアムクラス車生産の一翼を担ってきた。
RAV4は、1994年に初代モデルが発売。豊田自動織機では2代目以降の2001年から担当し、約238万台を生産。今回生産を開始する新型RAV4は、海外で2018年12月から、また国内では来春からの発売が予定されている。
豊田自動織機は今後も、S（安全）・E（環境）・Q（品質）・C（コスト）・D（納期）での優位性を強化するとともに、世界中のユーザーに満足されるクルマづくりに努めていくとしている。
[長草工場の概要]
– 所在地：愛知県大府市長草町山口9番地2
– 操業開始：昭和42年（1967年）
– 生産車種：RAV4
– 従業員数：2,948人
– 敷地面積：332,000m2
– 建物面積：157,000m2