2015年2月に三重県を立会人として亀山市と立地協定を締結し、2016年3月に着工した「豊田自動織機 亀山試験場」が、2年7ヶ月の工期を経て完成、その竣工式が行われた。
試験場は、時速100kmでの巡航走行が可能な高速周回路、多目的評価場および車両性能評価設備を備え、エンジン車からHV、さらにはEV・PHV・FCVに至るまで、多様なパワートレーンに対応した機能部品開発の実車評価を行う。
11月9日の竣工式では、豊田自動織機の社員および工事関係者など約40人が出席し、今後の試験場利用における安全を祈願。
今後、評価設備やコース走行の運用体制の整備を経て、2019年からの本格的運用が予定されている。
[試験場の概要]
– 名称:豊田自動織機 亀山試験場
– 所在地:三重県亀山市白木町2584番地2
– 敷地面積:
敷地面積、約66万平方メートル
開発面積、約31万平方メートル
– 周回路:時速100km巡航走行対応の高速周回路。1周1.6km
– 多目的評価場:周回路内部 約6万平方メートル