トヨタ自動車は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響による新車需要の変化を受け、国内の完成車工場での生産調整を下記の通り行う。
8月の国内生産台数は、グローバルでの強い新車需要に伴い、当初計画レベルまで回復する予定。トヨタでは、今後も回復傾向の継続を見込んでいると云う。
[生産調整日程の概要]
– 生産台数 当初計画比:ほぼ計画並み(約97%)|7月:約90%|6月:約60%
– 稼働停止(※a):なし|7月:3工場6ライン 延べ16日分停止|6月:14工場25ライン 延べ133日分停止
– 1直化:1工場1ライン|7月:2工場3ライン|6月:3工場5ライン
– 休日出勤(※b):2工場3ライン 延べ6日分出勤|7月:3工場4ライン 延べ13日分出勤|6月:2工場3ライン 延べ12日分出勤
※a:1ラインが1日停止→1日分停止と換算
※b:1ラインが1日出勤→1日分出勤と換算
■1直化(全15工場28ライン中、1工場1ライン)
・岐阜車体 第2ライン
1直化期間:5月~10月(2直目は休業対応)
生産車種:コースター
■休日出勤(全15工場28ライン中、2工場3ライン)
・トヨタ自動車九州
<第1ライン>
休日出勤日程:<3日間>1(土)、22(土)、29(土)
生産車種:UX、CT、NX
<第2ライン>
休日出勤日程:<2日間>1(土)、22(土)
生産車種:ES、RX
・ダイハツ工業 京都工場
休日出勤日程:<1日間>29(土)
生産車種:プロボックス
なお、5・6月に設定していた国内全完成車工場における非稼働日(計6日間)のカレンダー振り替えは、9月以降に実施する。