トヨタ紡織は5月27日、自動車技術会が主催する第71回自動車技術会賞『技術開発賞』を受賞したことを発表した。
技術開発賞の受賞は、LEXUS IS-Fに搭載された表皮一体発泡シート、トヨタクラウンに搭載された高耐衝撃軽量発泡ドアトリムに続き3回目となる。
自動車技術会賞は、自動車工学および自動車技術の向上発展を奨励することを目的としており、『技術開発賞』は自動車技術の発展に役立つ新製品または新技術の功績を表彰するもの。今回、トヨタ紡織の「ワンモーター式パワーシートの開発」において、コンパクトカーに搭載可能な1つのモーターで複数の機能が調整できるシステムを開発しパワーシートの軽量化と低価格化に貢献したことが評価された。
受賞対象のワンモーター式パワーシートは、2020年にトヨタ新型「ヤリスクロス」に採用されている。
なお、この製品は、5月26日(水)から7月30日(金)にオンラインで開催中の「人とくるまのテクノロジー展2021 ONLINE」のトヨタ紡織のサイトでも紹介されている。
[人とくるまのテクノロジー展2021 ONLINE 公式サイト]
https://aee.expo-info.jsae.or.jp/ja/online/
1. 受賞名
第71回自動車技術会賞 技術開発賞
2. 受賞対象
ワンモーター式パワーシートの開発
3. 受賞者
シート機能品設計部 第二設計室 荒川 祐次
共同開発者 Frシート骨格設計部 第一設計室
福田 智和、舘脇 賢司、森本 弘樹