豊田合成のインドにおける子会社「豊田合成 ミンダインディア(TGMIN)」は2月4日、グジャラート工場で開所式を行った。
開所式では豊田合成の宮﨑社長が「インドで6拠点目となるグジャラート工場が稼動したことを喜ばしく思います。グジャラート州出身のモディ首相が掲げておられる”Make in India”を通じて、インドでの自動車産業の発展に今後も貢献してまいります」と抱負を述べた。
豊田合成では、インドを重点市場と位置づけ、昨年4月にはデリー近郊に技術・営業拠点(グルガオン事務所)を新設するなど、開発・生産体制を強化。2025年度までに同国での売上規模を現在の2倍以上となる350億円に拡大することを目指している。
[TGMINグジャラート工場の概要]
– 所在地:インド国 グジャラート州 デカワダ
– 稼動開始:2018年10月
– 生産品目:セーフティシステム製品 (エアバッグ、ハンドル)、ウェザストリップ製品 等
– 納入先:スズキ・モーター・グジャラート社
– 面積:土地 約75,000m2 建屋 約18,000m2
– 従業員数:約330名 (2021年3月末予定)