豊田合成は、新技術や新製品の実用化に向けたオープンイノベーションの加速のため、スタートアップ企業などに機動的に投資する専門部署「ベンチャー投資企画室」を、2019年1月に新設する。
豊田合成は、事業環境の大きな変化に柔軟かつ迅速に対応するため、2018年5月に中長期経営計画(2025事業計画)を策定。その活動の柱の1つに「イノベーション・新モビリティへの挑戦」を掲げ、ロボットなどに用いる次世代の人工筋肉「e-Rubber」や、自動運転車において人とクルマの橋渡しとなるHMI機能を付加した「モジュール製品」などの開発を進めてきた。
ベンチャー投資企画室は、その実用化に向けて、同社のコア技術とのシナジーが期待できるスタートアップ企業への投資を速やかに実施。運用規模は30億円、期間は2019年1月から2年間を予定している。
[組織概要]
– 名称:ベンチャー投資企画室
– 運用規模:30億円
– 運用期間:2019年1月~2020年12月 (2年間)
– 投資対象:
(1)以下4分野に関連した経営資源・技術力などを持つスタートアップ企業
①ロボティクス ②半導体 ③次世代自動車部品 ④素材
(2)ベンチャーキャピタル
*上記スタートアップ企業の情報収集等のため。