豊田合成のウェザストリップが、トヨタ自動車から7月に発売された「LEXUS LC500 Convertible」に採用された。
ウェザストリップは、車のドアや窓枠などに装着して隙間を塞ぎ、雨や風などの車内への侵入を防ぐゴム・樹脂製のシール部品。LC500 Convertibleでは、ドアやラゲージ、エンジンフード周りなどに豊田合成製ウェザストリップが20種類、34本搭載されている。
なかでもオープンカー特有の複雑な形状に対応し、「窓ガラスのシール(密閉)機能」に加え、電動ルーフを閉じた際の「ルーフのシール(密閉)機能」およびルーフとボディとの間にたまる「雨水の排水機能」を兼ね備えた“ルーフサイドレールウェザストリップ”は、レクサスのフラッグシップクーペ・コンバーチブルモデルの黒子部品として、流麗な車両デザインを支えている。
豊田合成は、今後もゴム・樹脂の専門メーカーとしてのコア技術を磨き、車室内の快適性を支えると共に、多様なデザインニーズに対応していくとしている。