豊田合成のグループ会社である豊田合成九州は、CO2削減の一環として、工場で再生可能エネルギー由来の電力を導入した。
豊田合成グループは、長期環境目標(TG2050環境チャレンジ)において、2050年までにCO2排出量を極小化することを目指しており、これまでも各工場で、太陽光や風力などのクリーンエネルギーを活用した発電設備のほか、省エネルギーな生産設備を導入するなど、CO2削減を進めてきた。
今回新たな取り組みとして、豊田合成九州の佐賀工場と本社工場の一部で、九州電力の再生可能エネルギー電源(水力、地熱)を活用した「再エネECOプラン」を導入。これにより豊田合成九州のCO2排出量を年間で約3,600トン削減するとともに、電気料金の一部が水力や地熱発電の充実に活用されることで、クリーンエネルギーの普及に寄与するとしている。
[電力の再エネ化の概要]
– 契約会社:九州電力株式会社
– 契約プラン名:再エネECOプラン
– 購入電力量:年間1,053万kWh
– 発電方法:水力発電、地熱発電
– 導入工場:豊田合成九州(株)佐賀工場、福岡工場[一部]
– CO2削減量:約3,600トン(年間)
[豊田合成九州の概要]
– 設立:2018年11月
– 本社所在地:福岡県宮若市倉久2223-1
– 資本金:35億円
– 生産拠点:福岡工場(本社)、北九州工場、佐賀工場
– 従業員数:635名(2020年3月末時点)