豊田合成は9月13日、重点市場である北米での自動車部品の生産体制の強化に向け、米国子会社である「TGミズーリ(TG Missouri)」の生産能力を強化すると発表した。
投資額は約40億円。ラジエータグリルなどの内外装部品の販売拡大に対応するため、本社工場(ペリビル工場)を拡張したほか、インディアナ工場で新たに建屋を購入し、成形機や塗装設備等を導入。また最新の省エネ設備を導入する等、環境にも配慮したモノづくりを推進していく。
[TGミズーリ概要]
– 社名:TG Missouri Corporation
– 設立:1986年4月
– 資本金:3,000万米ドル
– 株主:豊田合成ノースアメリカ(株)(※)80%、三井物産(株)20%
※豊田合成グループの米州統括拠点。
<工場概要> (下線=今回投資が行われる工場)
・ペリビル工場(本社工場)
– 所在地:ミズーリ州ペリビル
– 生産品目:内外装部品(ラジエータグリル、バンパーなど)、セーフティシステム製品(エアバッグ・ハンドル)。
– 面積:土地 約995,000㎡/建屋 約118,000㎡ →約120,000㎡(拡張後)
– 従業員数:1,634名(2021年7月末)
・インディアナ工場
– 所在地:インディアナ州ニューアルバニー
– 生産品目:内外装部品(インストルメントパネル周辺部品、レジスタ、コンソールボックスなど)。
– 面積:土地 約64,000㎡→約102,000㎡(拡張後)/建屋 約16,000㎡ →約26,000㎡(拡張後)
– 従業員数:244名(2021年7月末)
・ミシシッピ工場
– 所在地:ミシシッピ州ベイツビル
– 生産品目:内外装部品(インストルメントパネル周辺部品、レジスタ、コンソールボックスなど)、セーフティシステム製品(ハンドル)。
– 面積:土地 約56,000㎡/建屋 約9,000㎡
– 従業員数:110名(2021年7月末)
■TG Missouri:https://www.tgmissouri.com/