豊田合成は、事業活動で排出するCO2の削減を推進するための「2030年環境目標」を策定し、4月3日に発表した。
豊田合成では、地球温暖化の防止に向け、長期環境目標(TG2050環境チャレンジ)において、CO2排出量を2050年までに極小化することを目指している。
今回、そのマイルストーンとして、2030年のCO2排出を2015年比で43%削減する目標を掲げることで、段階的かつ具体的なCO2削減を進める。
この目標達成のため、豊田合成は、従来から取り組んでいる工場のエネルギーのムダの排除、設備のコンパクト化などの生産技術革新、省エネ設備の導入などによる「エネルギー使用量の低減」に加え、今後は太陽光発電の導入など「再生可能エネルギーの拡大」に向けて推進していくとしている。