豊田合成は6月17日、ポートメッセなごや(名古屋市)で6月29日から7月1日まで開催される「人とくるまのテクノロジー展2022 名古屋」に出展すると発表した。
「人とくるまのテクノロジー展」は、自動車産業の第一線で活躍するエンジニアのための自動車技術専門展。名古屋での開催を前に、6月22日よりWebサイト上でプレオープンが実施され、展示会本番で出展される製品や技術の見どころが紹介される。
今回、豊田合成は、カーボンニュートラルへの対応として、「製品のライフサイクル(原材料調達、生産~リサイクル・廃棄)に於けるCO2削減」への取り組みについて紹介する他、電動化技術に関して、バッテリー式電気自動車(BEV)に対応する「フロントパネル」や、FCEV(燃料電池自動車)向けの「高圧水素タンク」を展示。
また、エアバッグなどの生産時に出た端材を活用した「リサイクル商品(Re-S)」や同社製の「UV-C(深紫外線)LED」を用いた除菌関連商品も展示する。
<主な展示品>
1.カーボンニュートラルへの対応
■サステナブルマテリアルカー:ゴム・樹脂の「リサイクル材」「バイオ材(植物由来素材)」などをコックピット部品に活用した脱炭素・循環型社会の実現に寄与する車の内装コンセプト。
2.電動化への対応
■BEV対応フロントパネル:車の新たな顔となる樹脂製パネル。BEVらしい先進的な「意匠性」と、先進運転支援システムを支えるミリ波レーダや近赤外線LiDAR(※)の「透過機能」を両立。
■高圧水素タンク:水素を高圧(約700気圧)圧縮し、効率的に貯蔵できるタンク。FCEVの主要部品の1つ。
[イベント概要]
– 名称:人とくるまのテクノロジー展2022 NAGOYA
(AUTOMOTIVE ENGINEERING EXPOSITION 2022 NAGOYA)
– 会期/会場:
・プレオープン(公式Webサイト/事前登録不要):6月22日(水) ~28日(火)
・人とくるまのテクノロジー展 名古屋(ポートメッセなごや):6月29日(水) ~ 7月1日(金)の3日間(10:00 ~ 18:00/最終日は17:00迄)
・人とくるまのテクノロジー展 ONLINE STAGE 2(オンライン展示会Webサイト):6月29日(水) ~ 7月5日(火)
– 入場料:無料(事前登録制)
来場登録:https://aee.expo-info.jsae.or.jp/ja/registinfo/
– 主催:公益社団法人自動車技術会
– 後援:経済産業省中部経済産業局、愛知県、名古屋市
– 展示構成:企業・団体発表一般展示コーナー/自動車技術会の企画展示コーナー
■人とくるまのテクノロジー展2022 名古屋:https://aee.expo-info.jsae.or.jp/ja/nagoya/