豊田合成は、環境保全活動の一環として、岐阜県が推進する「企業との協働による森林づくり」(通称:企業の森/※)に賛同し、4月11日に美濃加茂市役所で県・市と協定を締結した。
豊田合成では長期環境目標(TG2050環境チャレンジ)の柱の一つに「環境保全・自然共生」を掲げ、これまでにビオトープの設置や、河川や干潟の保全などを積極的に行ってきたが、活動の更なる充実を図るため、今回、森林整備などを行う里山づくりを推進。
今後も持続可能な社会の実現に向け、環境に配慮した事業活動を推進していきたいとしている。
※岐阜県が計画する「県民協働による森林づくり推進プロジェクト」の一つで、市町村と連携しながら企業が森づくりに参加。実際の森林整備は地元の森林組合や地域団体が行い、企業は資金提供や森林整備への参加を通じて活動を支援する。
[協定の概要]
– 名称:豊田合成樹守の里
– 場所:岐阜県美濃加茂市山之上町字矢吹地内地(規模:2.70ヘクタール)
– 期間:2019年4月11日~2024年3月31日
– 活動内容:①間伐、下刈りなどの森林整備 ②小学生向けの体験型の環境教育 等
[協定締結式]
– 日時:2019年4月11日(木) 14:00~14:20
– 場所:美濃加茂市役所
– 参加者:
岐阜県林政部長 荻巣雅俊
美濃加茂市長 伊藤誠一
豊田合成社長 宮﨑直樹
タイトル写真は、左から荻巣部長、豊田合成社長の宮﨑氏、伊藤市長
[豊田合成の環境保全・自然共生活動]
①森林整備【今回の活動】
山林の間伐や雑草木を刈り取ることで、地面に雨水が浸透しやすい環境を作り、山の土壌が持つろ過機能により水の浄化を促進。
②ビオトープの設置
絶滅が心配される希少種の動植物などを育成する環境として設置。
③外来種の駆除
在来種の保護により、本来その土地が持つ生態系を維持。
④干潟の清掃活動
海洋生物や渡り鳥の保護のため、市民団体が主催する活動に参加。