豊田合成は8月28日、インドネシア子会社で、セーフティシステム製品・機能部品を生産する「豊田合成セーフティシステムズインドネシア(Toyoda Gosei Safety Systems Indonesia/以下、TGSSI)」を解散すると発表した。
なお、当該子会社の解散に伴う豊田合成連結業績への影響は軽微とのこと。
豊田合成は2002年、インドネシアにTGSSIを設立し、セーフティシステム製品・機能部品を生産してきたが、その後、同国でのセーフティシステム事業の拡大を目的として、2018年に新会社「豊田合成インドネシア(P.T. Toyoda Gosei Indonesia)」を設立(2018年)。今回、同社への生産集約が計画通り完了したとして、TGSSIの解散を決定した(2027年頃までに清算完了を予定)。
今後は、顧客のカーメーカーの工場に隣接し、将来的に生産能力を拡大する余地のある豊田合成インドネシアを通じて、同国に於ける事業を拡大・強化していくとしている。
[TGSSIの概要]
– 会社名:P.T. Toyoda Gosei Safety Systems Indonesia
– 所在地:インドネシア 西ジャワ州 ボゴール県
– 設立:2002年12月
– 資本金:850万米ドル
– 事業内容:セーフティシステム製品、機能部品の生産。