豊田合成は、電動車向けに大量の電池を収容する樹脂製のバッテリーケースを開発した。
今年3月にトヨタ自動車から中国で発売されたカローラPHV・レビンPHVに採用されている。
開発品のバッテリーケースは、収容する電池の間に隙間を設け、側面の通風孔から外気を取り込んで冷却する構造とすることで電池の高寿命化を実現。また、樹脂内部に導体を通して絶縁し、安全性を確保する機能を備えた。
豊田合成は今後も、電池周りの冷却システムの最適化や軽量化に取り組み、車の性能向上に貢献していくとしている。