豊田合成は5月18日、美和技術センター(同県あま市)で使用する全ての電力を、再生可能エネルギー(以下、再エネ/※)によって発電されたグリーン電力に切り替えたことを発表した。
この切り替えによる2022年度のCO2排出の削減量は、前年度比で約4,200トン。昨年度の本社、いなべ工場(FCEV用高圧水素タンク工場)、みよし物流センターに続くものとなる。
豊田合成は、2050年までのカーボンニュートラル実現への中期目標として「2030年までのCO2 50%削減(2013年度比)」を掲げ、生産技術革新や高効率設備の導入による「省エネ」(電力総使用量の低減)に加え、太陽光・風力発電設備の導入とグリーン電力の購入を含めた「再エネ導入率の向上」を推進。今後も、再生可能エネルギーへの切り替えを、計画的に拡大していくとしている。
※太陽光、風力、バイオマスなど、自然を利用して作った電気。