東海理化は7月5日、インド子会社である「TOKAI RIKA MINDA INDIA(以下、TRMN)」の新工場を、ラジャスタン州に設立することを決定したと発表した。インド北部での生産拠点拡大により、2030年の売上高、約200億円を目指す。
インドに於いて東海理化が関係する6番目の生産拠点となる新工場では、スマート製品、シフトレバーなどを2024年度中頃から生産する予定。その後、生産・供給の充実を図りつつ、生産品目を追加し、経済・自動車市場の成長が見込まれる同国での競争力を一段と強化することで、同国でトップシェアを誇るマルチスズキをはじめ、多くの自動車メーカーとの取引を拡大していく計画だ。
[新工場の概要]
– 名称:TOKAI RIKA MINDA INDIA Pvt. Ltd. NORTHERN PLANT
– 生産品目:スマート製品、シフトレバーなど。
– 所在地:インド共和国 ラジャスタン州 ニムラナ工業団地
– 生産開始:2024年9月(予定)
– 土地面積:約97,600平米
– 建物延床面積:約19,600平米(予定)
– 従業員数:約120名(2024年度)、約280名(2030年度)
<TRMN>
– 名称:TOKAI RIKA MINDA INDIA Pvt. Ltd.
– 所在地:インド共和国 カルナタカ州 バンガロール 本社
– 設立:2008年8月
– 資本金:2,179百万ルピー(約31億円)
– 株主:東海理化 70%/Minda Industries Ltd. 30%
– 生産品目:キーロック、シフトレバーを中心とした自動車部品。
– 従業員数:約650名(2022年度)
– 売上高:64億ルピー(約100億円)(2021年度)
(参考)MINDARIKA概要
– 名称:MINDARIKA Pvt. Ltd.
– 所在地:インド共和国 デリー 本社
– 設立:1995年11月
– 資本金:100百万ルピー(約1.4億円)
– 株主:Mindaグループ 63%/東海理化 37%
– 生産品目:各種スイッチを中心とした自動車部品。
– 従業員数:約3,200名(2022年度)
– 売上高:86億ルピー(約120億円)(2021年度)