東海理化は５月１３日、新開発した抗菌仕様シートベルトが、同日より発売されるトヨタ自動車の新型ジャパンタクシー（JPN TAXI）に、世界初採用（※）されたと発表した。
抗菌仕様シートベルトは、乗車する際に、使用者が手に触れるシートベルト各部に抗菌性能をもたせた製品。
ベルトへの光触媒による抗菌コーティングのみならず、タング（樹脂部）、バックル部のボタン/カバー、コネクタタング（樹脂部）/バックル部のカバーへの銀系抗菌剤添加により、高い抗菌性能と細菌繁殖の抑制を実現していると云う。
東海理化は、抗菌仕様シートベルトによって車に乗る様々な人々の安心に貢献すると共に、今後もシートベルトやステアリングをはじめとする自動車製品の開発や設計、製造を通じて、世の中の不安やトラブルから大切な命を守り、人々の安心を支えていきたいとしている。
※自動車メーカー向けOEM製品として。2022年5月13日時点。