東北パイオニアは10月14日、トヨタ自動車が開発した「C+walk T(シーウォークティー)」に搭載される電装ユニットの開発・製造を受託したと発表した。
「C+walk T」は、数年後の社会を見据え、大型商業施設や空港をはじめとする様々なシーンでの活用を想定して開発された、日常生活の歩行をアシストする小型のBEV(Battery Electric Vehicle)。
東北パイオニアでは、今回、トヨタからこの「C+walk T」に搭載される「HMIユニット」、「センサーユニット」、「LEDユニット」の開発・製造(国内・海外工場)の受託に加え、「HMIユニット」表示部にも、同社のOLEDディスプレイが採用。車載向け製品の量産経験でこれまでに培ってきた設計力・生産技術力が評価されたとしている。
東北パイオニアは、今後も、設計・製造受託(ODM/EMS)を行う「ものづくりソリューション事業」を拡充し、様々な分野や企業の製品開発・製造をサポートすることで、社会に貢献していくとしている。
※企画・設計・開発から組立・検査出荷まで一連の生産活動を受託。また要望に応じては、金型製作・内製部品への対応に加え、同社グローバル体制を活かした部品調達、物流まで含めたサービスも提供。
■(東北パイオニア)開発・製造受託(ODM/EMS)サービス:https://jpn.pioneer/ja/corp/group/tohokupioneer/monozukuri/overview/