アコースティックイノベーションズは8月16日、タイヤの振動抑制技術「DBCR(R)」の提供を、一般ユーザー向けのサービスとして開始することを発表した。
サービスは新たに開業する東京都八王子市の店舗工場にて行い、まず最初のロットを先着10台の車両に特別価格で取り付けする。
「DBCR(R)」は「DeBounCeR」(デバウンサー)の略で、走行時、非ニュートン流体(ダイラタンシー)として振る舞うようなごく薄い層をタイヤ内面に配置することにより、タイヤ接地前後の変形による衝撃波を効果的に吸収し、タイヤの振動騒音を低減する技術。走行時のタイヤの振動を抑制することで、車両の乗り心地性能を向上させ、体感での騒音も低減する。さらにはタイヤ自体の負荷を低減するため、長期的にはタイヤの寿命を延ばすことができると考えられている。