ティアフォーが開発する「C3カメラ」
自動運転の民主化をビジョンに掲げるティアフォー(TIER Ⅳ)は12月11日、自動運転システム用の車載カメラソリューションのラインナップを拡充し、新たに8.3メガピクセルのイメージセンサーを搭載した「C3カメラ」の受注を開始する。
同車によると、これにより「C1カメラ」(2.5メガピクセル)、「C2カメラ」(5.4メガピクセル)に続く、高解像度モデルが揃い、様々なユースケースに対応できるようになるという。
この「C3カメラ」は、高速道路など走行速度域が高いユースケースで求められる物体認識に対応するため、8.3メガピクセルの高解像度イメージセンサーを採用。解像度を高めることで、遠方や細かい物体、車線のマーキングの検出性能が向上する。
また、広い視野角でも細部を鮮明に捉えることができるため、「C3カメラ」は広い視野角と遠方・細かい物体の認識を両立できる。「C1カメラ」および「C2カメラ」と同様に、120デシベル相当のダイナミックレンジやLEDフリッカー低減機能を有し、幅広いシーンにおいて高画質な映像を撮影することができ、レンズのオプションは、水平画角、カメラ内歪み補正機能オフ時で、30、70、 123度の3種類ある。
また同社では、産業用ロボットなど、車載以外の用途での需要にも応えることで、「C3カメラ」が対応できる用途の幅を増やしていく予定としている。製品に関する質問は、< edge.auto@tier4.jp >まで。
(製品詳細)Digiflec
https://digiflec.com/tier-iv/
販売代理店
アイサンテクノロジー株式会社
https://aisan-mobility.com/en/lineup/c1/
社名:株式会社ティアフォー
所在地:東京都品川区
URL:https://tier4.jp
設立年月:2015年12月
主な事業内容:
・自動運転プラットフォーム開発事業
・自動運転ウェブサービス開発事業
・自動運転システム開発キット販売事業
・自動運転技術の教育事業