スズキは9月18日、マレーシア・クアラルンプール所在企業のKMSB Motors Sdn. Bhd(KMSB)と二輪車生産用部品の供給契約を締結(締結日は9月15日)したと発表した。
同日マレーシア首相官邸で行われた契約締結式には、アンワル首相が臨席、KMSBのヤハヤ社長、スズキの鈴木社長が出席した。
KMSBは、スズキブランドの二輪車をマレーシアで生産販売しているスズキマレーシア社の親会社であるAFY Mobility Industries Sdn. Bhdのグループ企業。今後KMSBは独自の二輪ブランド「AFAZ」を立ち上げる計画という。
こうしたマレーシア国内での活動を受けてスズキは、「AFAZ」ブランドの110cc~150cc機種用のエンジンや車体関連部品を、2024年前半より順次供給する予定。供給部品は、スズキの東南アジアの工場で生産される。
なおスズキの鈴木社長は式典で、「スズキは二輪車の販売に加え、KMSBへの部品供給を通じて、マレーシアの二輪車市場と産業の発展に貢献してまいります」と述べた。