スズキのインド子会社であるマルチ・スズキ・インディア(Maruti Suzuki India/以下、マルチ・スズキ)は、ジムニー(日本名:ジムニーシエラ)の生産・輸出を開始した。これにより、2018年の発売以来、多くの注文を抱える現行ジムニーを、世界にいち早く商品提供できるよう、グローバル生産体制を強化する。
なお、マルチ・スズキのインドグルガオン工場で生産でされるジムニーは、日本の湖西工場で生産される輸出モデルと同仕様で、主に中南米、中東、アフリカ等を仕向け地とする輸出専用モデルとなる。
インドを海外への輸出製品生産の重要拠点の一つとして位置付けるスズキは、今回のジムニー生産を通じて、インド政府が掲げる製造業振興策「Make in India」に貢献し、今後も同国の経済発展や活性化に協力していくとしている。
[インドで生産されるジムニーの主要諸元] (日本生産と同一)
– 全長3,645mm×全幅1,645mm×全高1,720mm
– エンジン:1.5Lガソリン
– トランスミッション:5MT/4AT
■マルチ・スズキ・インディア(英語):https://www.marutisuzuki.com/