住友電気工業は、6月28日、EV(電気自動車)向けの大出力充電器用コネクタ付ケーブル「SEVD™-11U」(UL認証)の販売を開始したことを発表した。
同社では、電気自動車の充放電器に取り付けて使用するコネクタ付ケーブルについて、2011年から「SEVD™シリーズ」を販売。
その優れた操作性・高い安全性・耐久性・デザイン性等はかなり好評で、現在でも高い採用実績を誇っている。
ところが、最近では、電気自動車に搭載するバッテリー容量が増加し、急速充電器の大出力対応が求められてきた。
そこで同社では、「SEVD™シリーズ」の新ラインナップとして、CHAdeMO仕様として最大容量となる大出力充電用のコネクタ付ケーブル「SEVD™-11U」を開発、今回の販売開始に至っている。
ちなみに、「SEVD™-11U」は北米の安全規格であるUL認証を取得。
今後は、EUの安全規格であるCE認証タイプと国内向けのラインナップも追加予定だ。
SEVD™-11Uの特長
1,大出力充電を実現
同社従来品「SEVD™-02U」の定格DC500V,125A充電に対し、「SEVD™-11U」は定格DC600V,200Aと、より約1.9倍の大出力充電を実現
2,操作性・安全性を確保
同社従来品「SEVD™シリーズ」の設計を踏襲し、優れた操作性と高い安全性を実現している
3,CHAdeMO ver.1.2規格に準拠
製品の詳細は、公式サイトを参照頂きたい。
http://www.sei.co.jp/chademo/index.html