ストラドビジョンは1月20日、米国ミシガン州に新たな拠点、北米本社を設立、最高執行責任者(COO)のSunny Lee氏が米国に異動し、北米市場での事業拡大を強化することを発表した。
ストラドビジョン北米本社は、ミシガン州デトロイト近郊の都市、スターリングハイツに位置し、北米を拠点とする自動車OEM、Tier-1サプライヤー、半導体メーカーとの提携を強化していく。また、パートナーやメディア向けに、ストラドビジョンの最新技術を搭載したデモカーを公開する予定。
また、北米本社のセールスディレクターにはYearn Ha氏が就任。同氏は、Aptiv社、Hyundai MOBIS社、Applied Intuition社、SL America社など、自動車業界のエキスパートとして豊富な経験を有している。
なお、Sunny Lee氏は、引き続きストラドビジョンCOOとして北米でのビジネスの拡大を担当しながら、ストラドビジョンの北米技術開発センターであるStradVision Technology USA(カリフォルニア州サンノゼ)のCEOも兼ね、エンジニアリングチームを強化し、顧客とのコラボレーションと技術サポートを提供していく。
■ストラドビジョンCOO 兼 StradVision Technology USA CEO Sunny Lee氏のコメント
「米国市場は、当社の将来のビジネスにとって最も重要な市場の一つです。当社は、160件以上の米国特許を含む強力なIPポートフォリオに基づき、自動車部品や半導体業界の多くのパートナーと長年にわたって密接に協力してきました。北米本社の新設により、米国における自律走行の未来への貢献をさらに拡大していきたいと考えています」
■ストラドビジョンCEO キム・ジュナン氏のコメント
「ADASと自律走行車ビジネスにおける研究開発の最前線であるミシガン州に北米本部を新設できることを大変嬉しく思います。これは、米国を拠点とするパートナーとの提携を模索していく上で、ストラドビジョンにとって大きな一歩となります」