StradVision, Inc.(以下「ストラドビジョン」)は2月24日、技術、安全、証明サービスに関するドイツの認証機関「TÜV Rheinland(テュフ ラインランド)」より、自動車の機能安全国際標準である「ISO 26262:2011」を取得したことを発表した。
近年、自動車業界では、運転者や歩行者の安全と利便性を向上させる、多様な運転者補助機能を車両に搭載することに注力している。自動車に搭載される半導体の性能も高まり、多様なセンサーによって収集する情報を活用する車両用ソフトウェアの重要度が増している。
ISO 26262は、車両に搭載される電気/電子システムの故障による事故防止のため、2011年ISOで正式発行された自動車の機能安全国際規格。ストラドビジョンの今回の認証取得により、自社の自動運転車両向けの物体認識AIソフトウェア『SVNet』の開発・管理プロセス全体にわたってISO 26262の要件を満たし、グローバル顧客が要求する高いレベルの機能安全を備えたソフトウェア提供者であることが認められた。
なお、ストラドビジョンのソフトウェアは、国際規格であるISO 9001:2015の認証を受け、情報セキュリティ規格ISO 27001:2013の認証も取得している。