オートバックスセブンは3月4日、エアコンフィルターのラインアップに新商品PIAA製『エアコンフィルター コンフォートファイン』を導入することを発表した。
同製品は、空気中のほこりや花粉、PM2.5をキャッチし、車内の空気をきれいに保つ機能を持っている。昨今エアコンフィルターは、車内の花粉症対策や消臭・除菌を目的に需要が高まっているという。
今回の新商品追加により、オートバックスセブンのエアコンフィルターのラインアップは、ベーシックから高機能まで3タイプがそろう。ベーシックタイプに加え、脱臭・抗ウイルス機能に優れるタイプ、アレル物質も抑制する高機能タイプの3タイプを展開し、車内の衛生対策を提案することで更なる交換需要を喚起する。
エアコンフィルターラインアップと商品特長
クルマのエアコンは、家庭用エアコン同様、空気を浄化するためのフィルターが装着されており、新型車のほとんどに標準装備されている。エアコンフィルターは「1年または10,000キロ」走行ごとに交換することが推奨交換サイクルとなっており、交換を怠ると、フィルター機能の低下だけではなく、エアコンからの悪臭や、目詰まりによる風量の低下など、性能の低下を引き起こす。しかし、外部からはエアコンフィルターが見えていないこともあり、存在に気が付かず、交換の必要性を感じていないドライバーもまだまだ見受けられる。
また、日本気象協会の発表によると、2021年のスギ花粉の飛散ピークは、2月下旬の九州を皮切りに、東海地方まで北上しているという。飛散量は九州から関東で、昨シーズンよりも多いと予想されている。
加えて、コロナ禍における除菌やウイルス対策への関心の高まりから、より一層、車内における衛生対策の意識も高まっており、同社によると、オートバックスグループ店舗でのエアコンフィルターの販売数量は前年比較で約1.2倍に増加している。
オートバックスグループでは3月より、全国の店舗において、店頭売場にエアコンフィルターの特設売場を展開している。コロナ禍において換気の重要性が注目されるなか、車内空間における換気方法の提案やエアコンフィルターを交換することで啓発活動を行っている。
– 参考リンク
「今、知っておきたい車内の換気! エアコンと外気導入で空気の入れ替えを!」
https://www.kurashi-kuruma.com/article/2021020910741