スタンレー電気は、横浜みなとみらい地区に「みなとみらいテクニカルセンター(MMTC)」を開設した。また秦野製作所の隣接地にライトトンネル棟を建設する。
自動運転、コネクティッド、電動化など急激な技術革新を進める近年の自動車メーカーの変化に対応し、機能提案できるランプシステムメーカーへの変革を目指す。
開設した「みなとみらいテクニカルセンター」では、各地方に分散している設計業務を集約し平準化。顧客要望の要件定義の効率的な図面化や、システムアーキテクチャの設計を行い、新しい価値を創造するとともにシステム開発を加速。
また、新たに建設するライトトンネル棟は、世界最長クラスの全長220mの屋内試験施設。車での使われ方を考慮したランプシステムの要件定義から実車での検証実験までを行い「エンドユーザーが安心して使えるランプシステム」の提供を目指すとしている。
[みなとみらいテクニカルセンター(MMTC)の概要]
– 所在地:神奈川県横浜市西区みなとみらい3丁目6−1 みなとみらいセンタービル5F
– 面積:2,511㎡
– 開設:2019年4月15日(6月稼働予定)
[ライトトンネル棟の概要]
– 所在地:神奈川県秦野市曽屋
– 全長:220m/全幅:21m 平屋建て 世界最長級の屋内試験施設
– 設備:4車線舗装道路、環境再現装置、超高輝度プロジェクター
– 開発/検証内容:
ADB システム、路面描画システム、悪天候配光システム、最適配光システム
– 完成時期:2020年6月(予定)