スタンレー電気は、同社連結子会社(100%出資)でLED製品などを製造するスタンレー鶴岡製作所において新工場を建設し、生産体制の再構築を行うことを決定した。
建設は今年9月から着工し、2021年5月の操業開始を予定。投資額は約60億円。
新工場は、スタンレーグループの「生産革新活動」のノウハウを建物の設計段階から取り入れ、電子事業の拡大を目指して開発中の深紫外、近紫外、およびハイパワー赤外LED等の生産も担うことを目的とした最先端工場とする。
スタンレー電気は新工場の建設により、今後、車載、環境、セキュリティ等、LEDの利用拡大が期待される市場に対し、新たな製品を迅速に提供し、事業を拡大していくとしている。
[新工場の概要]
– 名称:株式会社スタンレー鶴岡製作所
– 所在地:山形県鶴岡市渡前字大坪 45
– 土地建物:
・工場建屋:約16,600㎡
・敷地面積:約58,200㎡
– 着工:2019年9月
– 操業開始:2021年5月(予定)
– 代表者氏名:前田 喜行
– 事業内容:電子部品製造業(LED製品、自動車用ヘッドランプLED光源等)
– 投資金額:約60億円
– 従業員数:427名(2019年4月1日現在)