来年4月1日付でグループの経営機構を改革し、商号を新たに「ソニーグループ(英文表記:Sony Group Corporation/以下、SGC)」に改めるソニーは、11月17日、この新会社および、ソニーの商号を継承するエレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション事業(以下、EP&S)の新しい経営体制の大枠を発表した。
ソニーは、EP&Sについて、傘下の「ソニーエレクトロニクス」と「ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ」、「ソニーホームエンタテインメント&サウンドプロダクツ」、「ソニーモバイルコミュニケーションズ」の4会社を統合し、事業の一体運営を進める。
また、従来本社(現在のソニー)が担っていたエレクトロニクス事業の間接機能の一部も、統合後の新事業会社(2021年4月以降のソニー)に集約することで、事業としての自律性をより高めると共に、組織・人材・事業ポートフォリオの更なる最適化と多様性を強みとした新しい価値創出能力を強化。
また、この新体制発足に伴い、槙公雄氏を新生ソニーの社長兼CEOに任命し、経営陣の世代交代を進め、事業基盤の更なる強化と、進化と成長に挑む。
一方、SGCでは、全ての事業に力を与える技術領域の更なる強化を目指し、12月1日付で副社長の勝本徹氏をCTO(最高技術責任者)に任命。グループ本社機能に特化したSGCは、人と技術を通じて事業の進化をリードし、支えることをミッションとし、グループ全体の進化・成長に取り組んでいくとしている。
■2020年12月1日付の役員人事
<ソニー株式会社(2021年4月1日以降はソニーグループ株式会社)>
<氏名、役職>
– 勝本 徹、執行役 副社長 兼 CTO(最高技術責任者)
■2021年4月1日付の役員人事
<ソニーグループ株式会社>
<氏名、役職>
– 石塚 茂樹、代表執行役 副会長 エレクトロニクス事業補佐
<ソニー株式会社(現在のEP&S各事業会社を統合して発足する事業会社)>
【取締役】
<氏名、役職>
– 槙 公雄、代表取締役
– 吉田 憲一郎、取締役 会長
– 高木 一郎、取締役 副会長
– 十時 裕樹、取締役
– 石塚 茂樹、取締役
– 勝本 徹、取締役
– 是永 浩利、監査役
【執行役員】
<氏名、役職>
– 槙 公雄、社長 兼 CEO
– 木井 一生、副社長
– 松本 義典、副社長
– 河野 弘、常務
– 岸田 光哉、常務
– 玉川 勝、執行役員
– 古海 英之、執行役員
– マイケル・ファスーロ、執行役員
– 手代木 英彦、執行役員
– 小島 政昭、執行役員
– 粂川 滋、執行役員
– 髙橋 洋、執行役員
– 大嶋 祐一、執行役員 CFO