昭和電工は、株式公開買付けにより、4月28日付けで日立化成を連結子会社とした。今後、2020年中に完全子会社化し、最終的には新会社として企業統合を目指す。
昭和電工は、今回の再編を機に、化学業界の川上(素材)に位置する同社グループと、川中から川下(機能・モジュール・評価)に位置する日立化成グループが一体になることで、今後予想されるグローバル競争の激化や、市場構造の大きな変化といった事業環境において、「ワンストップ型の先端材料パートナー」として信頼される 「世界で存在感のある機能性化学メーカー」を目指すとしている。