村田製作所は10月22日、100%出資子会社である埼玉村田製作所(旧:東光)の統括拠点「香港東光(TOKO Electronic Mfg.)」を、10月30日に閉鎖すると発表した。
埼玉村田製作所グループは、通信市場に向け、コイル製品の開発や生産を行ってきたが、その主要市場であるスマートフォン市場のニーズ多様化や、製品開発サイクルのスピードアップ、海外メーカーとの競争激化等により、厳しい経営環境に。今回、工場の統括会社として経営管理、調達・物流管理を担ってきた香港東光を閉鎖することを決定した。
なお、これに伴う本年度の業績への影響は軽微であると云う。
村田製作所は、今後も、グループ全体でより強固な経営体制の構築を目指すとしている。
[会社概要]
<埼玉村田製作所>
– 名称:株式会社埼玉村田製作所
– 所在地:埼玉県鶴ヶ島市
– 設立年月:1955年8月9日
– 資本金:100,000千円
– 大株主:株式会社村田製作所100%
<香港東光>
– 名称 :TOKO Electronic Mfg. Co., Ltd.
– 所在地:UnitB, 12/F, 52 Hung To Road, Kwun Tong, Kowloon, Hong Kong
– 設立年月 :1963年8月16日
– 資本金:259,795,700HKD
– 大株主:埼玉村田製作所100%