三菱電機グループ傘下で自動車機器商社の菱和は、CEATEC JAPAN 2018(10月16日〜10月19日・幕張メッセ)にて、ドライブレコーダーを活用した法人車両向け安全運転診断クラウドサービス「ドライブコレクターWEB」を展示した。
独自技術で分かりやすく“見える化”
これは、白ナンバーの乗用車やバン等を運行する法人を主な対象として開発された安全運転診断クラウドサービス。
営業車等に装着されたドライブレコーダーから取得した情報を活用し、ドライバーの運転傾向の把握や安全運転の指導に役立てることを目的に開発、2018年8月に発売されたばかりのツールだ。
あおり運転や事故の状況把握等のために、ドライブレコーダーの装着は法人車両においても近年増加傾向であるといえる。
業務中の事故は企業にとって、賠償による損失ばかりでなく、社会的信頼の損失にも繫がるだけに、事故防止対策は非常に重要であるといえる。
だが、単にドライブレコーダーを営業車両に装着しただけでは、ドライバーの運転中に記録された長時間にわたる動画を見るしか手がない。
多忙な企業の運行管理者にはかなりの負担となるし、そもそも自社ドライバー個々人の運転傾向の把握や、安全運転指導といった事故を未然に防ぐ施策を策定するのはかなり困難であるといえるだろう。