日産自動車は10月29日、仏ルノー社とのインドに於ける合弁会社である〝ルノー日産オートモーティブインディア社(RNAIPL)〟のインド・オラガダムにあるチェンナイ工場でのパワートレインの生産が、28日に累計450万基を達成したことを発表した。
2010年に生産を開始したRNAIPLでは、800ccから1500ccまでのエンジンの生産が可能で、2016年にエンジン生産累計生産100万基、輸出用のEV減速機用部品の生産16万基を超える最初のマイルストーンを達成。今回、パワートレイン生産で累計450万基を達成した。
なお、同工場では、これまでに275万台以上の車両も生産しており、100を超える仕向地向けに日産およびルノーの車両を輸出していると云う。
RNAIPLによる新たなマイルストーンの達成に際して、マネージングディレクターであるキールティ・プラカシュ氏は、「パワートレイン450万基生産達成は、私たちにとってとても重要なマイルストーンです。チェンナイ工場では車両生産に加えて、パワートレインユニットや部品を生産し世界中に輸出しています。現在、ルノー・日産アライアンスが発表した6億ドルの投資の一環として、将来の新モデル用のエンジンとギアボックスを生産するインフラ整備を進めています」と、コメントしている。