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2021年3月4日【アフター市場】

パイオニア、上級ハイレゾワイヤレスオーディオを発売

NEXT MOBILITY編集部

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パイオニアは3月4日、ハイレゾワイヤレスオーディオ「Stellanova(ステラノヴァ)」の音質にこだわったハイエンドモデル「Stellanova Limited(ステラノヴァ リミテッド)」を、パイオニアIT製品の公式オンラインストアにて限定販売すると発表した。

 

 

ステラノヴァはiPhone・iPad・Androidスマートフォン・外付けハードディスクドライブ(※要FAT32フォーマット対応)などに保存したハイレゾ音源を、iOS/Android専用アプリケーションを使って非圧縮かつワイヤレスの再生が可能となっている。

 

 

同モデルは、USB DACアンプとワイヤレスユニットで構成されており、回路設計、組み立て、品質評価までを熟練エンジニアが国内で一貫して行うことにより、高い品質を実現。USB DACアンプのスピーカー出力アンプに高出力LSIを、ヘッドホン出力アンプにハイパワーICを採用し、回路構成を最適化することで音声出力を高めた。それとともに133点の部品を見直し、厳選した部品を使用することで、ハイエンドモデルならではの高音質を実現。また、筐体にアルミニウムを採用し、表面にブラックカラーのアルマイト処理を施すことで硬度や耐腐食性を向上させるとともに、ダイヤモンドカット面にダブルアルマイトによるカッパー色をあしらうことで高品位なデザインに仕上げたという。

 

 

◾️ハイエンドモデル「Stellanova Limited」について :https://jpn.pioneer/ja/pcperipherals/stellanova/stellanova_limited/?ad=pr

 

 

◾️Stellanova Limited予約受付ページ(パイオニア IT製品の公式オンラインストア パイオニアITストア): https://www.pioneer-itstore.jp/fs/piit/gd470

 

 

そのほか、同製品の主な特長についての発表は以下の通り。

 

 

1) 熟練エンジニアによる設計、組み立て、品質評価により高品質、高音質を実現
40年以上の経験を持つ熟練エンジニアが1点1点部品を厳選し、本モデルの回路設計から製品組み立て、徹底した品質評価・管理までを一貫して国内で行う。細かな調整を1台1台丁寧に行うことで、ハイエンドモデルならではの高品質、高音質を実現。

 

 

2) スピーカー用出力アンプにパワー2倍の高出力LSIを採用
スピーカー用出力アンプに、Stellanova(ベースモデル)に比べ2倍の出力パワーをもつ高出力LSIを採用。インピーダンスの低いスピーカーでも余裕をもって駆動させることができ、スピード感のある音の立ち上がりと、パワーのある音を実現。また、低歪チップ積層セラミックコンデンサや、音声の歪みを低減するスピーカーライン用ノイズフィルターを採用することで、歪みのない高音質を実現している。

 

 

3) ヘッドホン用出力アンプにハイパワーICを採用
ヘッドホン用出力アンプにハイパワーICを採用し、ICの性能を最大限に発揮するヘッドホンアンプ用電源レギュレーターICも搭載。インピーダンスの低いヘッドホンでも力強い音を再生する。また、ハイエンド向け音響用アルミニウム電解コンデンサをヘッドホンアンプ電源に採用することで、低域の伸びと量感を向上させ、しなやかで力強い音楽再生を実現している。

 

 

4) DAC出力回路の最適化により、さらなるノイズ低減を実現
DAC出力部のI-V変換アンプの回路構成を見直して音圧レベルの変動による変換誤差を無くすとともに、電子ボリューム用ICの基準電位を使用していた後段のオペアンプICを無くし、ノイズの影響を受けないようにした。また、両回路の構成と配線パターンをすべて見直すことで、グランドから信号ラインへのノイズの混入を無くすとともに、グランドループも排除することで、徹底的にノイズを低減している。

 

5) ワイヤレスユニットの回路の見直しにより、電源ノイズをさらに低減
ワイヤレスユニットのDC-DCコンバーター降圧回路とデジタル電源部の入出力ラインにノイズフィルターを追加することで、流出入時のノイズを低減した。また、電源LSI周辺の回路構成や配線パターンを最適化することで、電源間のノイズ分離と安定した電源供給を実現するとともに、広帯域でノイズ吸収効果が見込める高品質なポリフェニレンサルファイド積層フィルムコンデンサを採用。ノイズの少ないクリーンな電源供給と安定したデジタル信号処理を両立させることで、DACアンプの性能を最大限に発揮する。

 

 

6) 高品位なデザイン
アルミ筐体の表面にヘアライン加工を行った後、上品なブラックカラーのアルマイト処理を施すとともに、ダイヤモンドカット面に独自の多角形状を引き立たせるカッパー色をダブルアルマイトであしらうことで、ハイエンドモデルならではの高品位なデザインに仕上げている。

 

 

【表面をブラックカラーでアルマイト処理し、ダイヤモンドカット面をカッパー色でダブルアルマイトしたアルミ筐体】

 

 

7) ハイレゾワイヤレスオーディオ「Stellanova」(ベースモデル)との主な共通機能

 

・PC・スマートフォン・タブレットからハイレゾ音源の非圧縮ワイヤレス再生が可能
・HDDやUSBメモリ内のハイレゾ音源をワイヤレスで再生、コピーや移動が可能
・光ディスクドライブを接続し音楽CDをワイヤレス再生/取り込むことが可能
・iOS/Android専用アプリケーションにより、スマートフォンで手軽に音楽再生が可能

 

 

◾️ハイレゾワイヤレスオーディオ「Stellanova」の詳細
 https://jpn.pioneer/ja/pcperipherals/stellanova/?ad=pr

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。