パイオニアの米国販売子会社であるPioneer Electronics (USA) は、2018年1月9日(火)から12日(金)に、米国ネバダ州・ラスベガス市で開催される、世界最大のコンシューマー・エレクトロニクス見本市「CES 2018」に出展する。
車室空間における『総合インフォテインメント』のリーディングカンパニーを目指すと云う同社のブースでは、自動運転社会に向けて同社が開発を進めているさまざまな先進技術や、クルマのコネクテッド化に関するカーエレクトロニクス製品が展示される。
[主な出展内容]
(1) コンセプト・コックピット(参考出品)
一般道での自動運転レベル3以上を想定した安心・安全機能やエンタテインメント機能の体験が可能。車室内の多様なHMIデバイスを使って、必要な情報や最適なコンテンツが提供される。
(2) MEMS(※)方式の走行空間センサー「3D-LiDAR」(参考出品)
MEMSミラーを用いた独自の走行空間センサー「3D-LiDAR」を展示。ブース内をリアルタイムで計測した点群画像をモニターで見ることができる。
※MEMS(Micro Electro Mechanical System):微小電気機械システム
(3) 位置情報を用いた価値・サービス構築に関する取り組み
「3D-LiDAR」センサー技術を活用して自動運転用地図の更新・運用を行う“データエコシステム”など、同社が進めている位置情報を用いたさまざまな価値・サービス構築に関する取り組みが紹介される。
(4) フレキシブル有機ELテールランプ&ターンシグナル(参考出品)
面発光、薄型・軽量で、曲げられるフレキシブルタイプの有機EL照明パネル(※)を使用したテールランプ&ターンシグナルを展示。
※フレキシブル有機EL照明パネルの開発は、コニカミノルタ パイオニア OLED株式会社で行っている。
(5) レーザースキャンHUD(参考出品)
高輝度・高コントラストで色純度の高い「レーザースキャンHUD」を展示。フロントガラスの前方に映し出す高画質で視認性の高い表示を見ることができる。
(6) 最新のカーエレクトロニクス製品
ハイレゾ音源の再生に対応したスピーカーや、クルマのコネクテッド化を実現する最新のカーエレクトロニクス製品を展示。
(7) 創業80周年記念モデル
パイオニアの創業80周年を記念したモデルを展示。
[CES 2018の概要]
開催期間:2018年1月9日(火)~12日(金)
公式サイト:CES – The Global Stage for Innovation – CES 2018
パイオニアブース:ラスベガスコンベンションセンター 北ホール3902番ブース
出展者:Pioneer Electronics (USA) Inc.
CES(Consumer Electronics Show)HP(英語): https://www.ces.tech/