パナソニック オートモーティブシステムズ( 本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:永易正吏 )は10月13日、自社のフルディスプレイメーターが、マツダの「CX-60( 2022年9月15日発売 )」に採用された事を公開した。( 坂上 賢治 )
パナソニック オートモーティブシステムズの3Dフルディスプレイメーターがマツダの乗用車に採用されたのは今回が初の事。フルディスプレイメーターは、12.3インチの大画面ディスプレイを採用し、速度や警告などの車両状態をグラフィックスでドライバーに表示する。
表示は、車両状況に応じてグラフィックスが変化し、適時・適切な情報を表示する事が可能なため、ドライバーが安心・安全を感じながら運転出来る環境に貢献する。
今回CX-60に搭載されたフルディスプレイメーターは、パナソニック オートモーティブシステムズがマルチメディア商品や車載ナビゲーションで培ってきた高いグラフィックス技術を用い、ドライバーが運転時に見易く認知し易い表現を3Dグラフィックスで実現。プレミアム車両に相応しい高品位を訴求する。
その特徴は、高精細・高解像度ディスプレイによって、立体感や奥行きを感じる高品位グラフィックスによる立体表現にある。
またドライバーの好みやクルマの走行状況に応じ、多数の画面モードへの切替が可能なため、安全性を保ちながらシームレスなアニメーション遷移によって様々なドライビング体験を提供出来る点も強みだ。
<関連情報>
開発者インタビュー「3Dグラフィックス技術と顧客を巻き込んだ組織力で新たな体験価値を提供」 https://automotive.panasonic.com/feature/3d-graphics