OKIグループのプリンター事業会社OKIデータは、9月29日、生産拠点のあるタイで、自然環境保護と地元への地域貢献を目的に、同国中部のサラブリ県モアクレック郡の伐採跡地で、国指定保護樹木各種の苗木6,000本の植林を実施した。
今回の植林により、新たに48,000平方メートルの緑地を増やす計画だと云う。
植林活動には、プリンターと複合機の生産拠点であるOKIデータ・マニュファクチャリング・タイランド(ODMT)の従業員、タイ環境省の職員など210名が参加。
1994年に設立され、プリンターと複合機を年間40万台製造し世界各地に出荷する主力生産拠点であるODMTでは、「ODMT Green Project(注1)」と称した環境保護活動を2008年から毎年実施。今回で11年連続、11回目の植林となり、これまでに合計8万本の植林をしている。
当日は、専門家の指導の下、タイの指定保護樹木のチークやパドックなどの苗木を植樹した。
ODMTは、地域社会への貢献活動として、これまでに植林に加え、水堰き止め塀の設置、運河の清掃活動などを実施。また、地元の専門学校や大学からの実習生の受け入れや、地元住民の子供が通う学校への義援金援助や文房具の寄付なども行っている。
同社は今後も、地域貢献活動に積極的に参加すると同時に、緑化運動の推進、工場構内外の清掃活動、学校援助等を継続的に実施していくとしている。
注1)ODMT Green Project:地球温暖化防止のため、2008年からプロジェクトを発足し、毎年植林や水堰止め設置などの緑化活動を通じて資源・環境保全に取り組んでいる。