村田製作所の生産子会社である岡山県瀬戸内市の岡山村田製作所は、新生産棟の建設および、厚生棟・エネルギー棟の増築を12月から開始する。
岡山村田製作所では今回、電子機器の高機能化、自動車の電装化によるセラミック部品の中長期的な需要増加に対応可能な体制構築のため、新生産棟を建設。
また、厚生棟およびエネルギー棟の増築により、福利厚生施設の充実・生産能力拡張への対応を図る。
[新生産棟の概要]
– 構造・規模:鉄骨造 地上7階
– 延床面積:33,262㎡
– 建築面積:5,306㎡
– 用途:セラミック原料の生産
[厚生棟、エネルギー棟の概要]
<厚生棟>
– 構造・規模:鉄骨造 地上3階
– 延床面積:3,812㎡
– 建築面積:1,361㎡
<エネルギー棟>
– 構造・規模:鉄骨造 地上2階
– 延床面積:1,706㎡
– 建築面積:873㎡
– 竣工:2020年12月(予定)
– 総投資額:約160億円(建物、生産設備含む)
[岡山村田製作所について]
– 所在地:岡山県瀬戸内市邑久町福元77番地
– 設立:1992年4月
– 資本金:4億8,000万円
– 代表者:代表取締役社長 唐木 信太郎
– 従業員数:2,087名(2019年12月1日時点)
– 事業内容:セラミック原料・多層デバイス・インダクタ・メトロサークの製造