NTTe-Sports(本社:東京都新宿区西新宿、代表取締役社長:澁谷 直樹)は来る8月11日、秋葉原UDX内にゲームユーザーを集客するべく新規事業拠点「eXeField Akiba(エグゼフィールド アキバ)」を開業する。(坂上 賢治)
この新拠点を開業させるNTTe-Sportsは、先の1月31日にNTT東日本、NTT西日本、エヌ・ティ・ティ・アド、NTTアーバンソリューションズ、スカパーJAST、タイトーと共同出資で立ちあげられたeスポーツの事業分野に特化した新会社。
同社は(1)ICTを活用した設備の構築・運用、(2)人材教育・育成サポート、(3)動画コンテンツの配信サービス運用などを含むプラットフォーム運営、(4)イベント関連サービス、(5)街の活性化に向けたコンサルティングという5つの事業領域を核に、今後5年で40億円の売り上げ目標を掲げて立ち上げられた。
※上記会見映像の開始は、30分以降の尺にて視聴できる。
なお同社はこの新拠点eXeField Akibaの開業に合わせ。一般のゲーマー向けに開発した総合コミュニケーションプラットフォーム「eXeLAB(エグゼラボ)」を同じく8月11日から、Web並びにスマートフォン向けアプリケーション環境の提供も開始させる。
このeXeLABは、プレイヤーの活動を活性化させることを目的に、ゲームタイトルや目的別のプレイヤー検索や各種活動の募集、チームやサークルといったコミュニティの作成と内部コミュニケーションの促進、大会や交流戦の企画・実施、有料コンテンツ配信やコーチングサポートなどの機能を総合的に提供するものとなっている。
秋葉原UDX内に開設されるeXeField Akibaは、こうした製品提供に乗じてゲームの世界でのコミュニティリーダー、イベントオーガナイザーやインフルエンサーの輩出などを介して、全国各地でゲーム市場の拡大を目指す取り組みの一環となっている。
施設では、eスポーツイベント、セミナー、懇親会といったイベント利用を促す他、試作品の実証、新製品の展示・販売に加え、事業会社に向けたビジネス向けのソリューションの提供に至る迄、幅広い利用メニューを用意していく構え。そのためにeXeField Akibaは、カウンターカルチャーの聖地、秋葉原で、はたらく・あそぶをコンセプトに設けられていたワークスペース「LIFORK AKIHABARA」内に設けられている。
このeXeField Akiba開設により、大型高精細LEDビジョンを介したeスポーツ観戦イベントの実施だけでなく、同施設の配信機材を有効活用できるようになることから、首都圏外の特定地域で配信設備を備えていない地方イベントを実施する場合も、eXeField Akibaからオンラインイベントが行えるようになるという。
同社は「eXeField Akibaでは、eスポーツ大会会場、トレーニング、配信スタジオといったeスポーツに関する用途から技術ショールーム、実証実験会場、セミナー等、ICTに関連する幅広い用途でもお使いいただけます。
今後、様々な用途で本施設を活用いただくことでICT × eスポーツの新たな可能性を皆さまと一緒に探求・実践してまいりますので、eスポーツを楽しむ文化の定着に向け、eスポーツを通じた街おこしイベントや各地との交流イベントなどあらゆるシーンでeXeField Akibaをご活用ください」と話している。
施設名称:「eXeField Akiba」
住所:〒101-0021
東京都千代田区外神田4丁目14−1秋葉原UDX4F LIFORK AKIHABARA内
アクセス:JR秋葉原駅 電気街口より徒歩3分< http://udx.jp/access/ >
営業時間:11:00-22:00(毎週火曜日定休)
オープン日:2020年8月11日
公式HP:https://www.ntte-sports.co.jp/exefield/
LIFORK AKIHABARA:https://lifork.jp/akihabara/