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2024年9月25日【企業・経営】

NTN、ベトナム販社がホーチミンに支店新設

NEXT MOBILITY編集部

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NTN・ロゴ

NTNは9月25日、グループの販売会社である「NTN BEARING VIET NAM」(以下、NTNベトナム販売)の支店を、ベトナムのホーチミン市に新設すると発表した。

 

ベトナム南部にあるホーチミン市は、今後さらなる市場の成長が期待されており、またアセアン地域の中でも中核を担っていくことが期待される同国最大の商業都市。同社は、ホーチミン市に新たな販売拠点を構え、積極的に販売活動や技術サービスを提供することにより、アフターマーケットビジネスのより一層の拡大を図るとしている。

 

※タイトル画像:NTNベトナム販売のホーチミン支店が入居するビル。

 

<NTNベトナム販売ホーチミン支店の概要>
– 名称:NTN BEARING VIET NAM CO., LTD. BRANCH IN HO CHI MINH CITY
– 所在地:No. 9 -11, Ton Duc Thang Street, Ben Nghe Ward, District 1, Ho Chi Minh City, Vietnam
– 業務開始日:2024年10月1日
– 代表者:飯塚 浩一(NTNベトナム販売社長)
– 事業内容:ベアリング(軸受)などの販売、技術サービス対応

 

ホーチミン支店設立の背景と狙い

自動車をはじめ各種産業のグローバルメーカーによる市場参入や地場メーカーの成長などを背景に、安定した経済成長が続くベトナム。NTNでは、その首都ハノイに2016年に「NTNベトナム販売」を設立し、自動車・産業機械メーカーや販売代理店への同社製品や技術サービスを提供してきた。

 

NTNベトナム販売ではこれまで、ベトナム南部の顧客や販売代理店に対しても、ハノイ本社や近隣の「NTN BEARING-SINGAPORE(PTE)」(NTNシンガポール販売)にて対応してきたが、今回、アフターマーケットビジネスのさらなる拡大を図るには、同国最大の産業の集積地であるホーチミンおよびその近郊の顧客や販売代理店に向けた販売体制を整えることが必要だと判断し、新たな販売拠点を設立することを決定。

 

販売代理店への積極的なアプローチや、きめ細かな技術サービスの提供を通じて、ベトナムおよびアセアン地域に於けるアフターマーケットビジネスの拡大を図ると共に、ブランド力の向上に取り組んでいくと云う。

 

NTNのアフターマーケットビジネスについて

NTNでは現在、稼ぐ力の向上を目指し、事業ポートフォリオの変革を進めるなかで、特に利益率が高いアフターマーケットビジネスの拡大に注力。

 

生産委託や外部購入を活用した商品ラインアップの充実、売れ筋在庫管理システム「FIRST」の拡充などにより製品供給力を強化するほか、異常検知や状態監視により適切なメンテナンス計画の立案につなげるなど、クライアントの機械を止めないエンジニアリング・サービスの提供を通じて、アフターマーケットビジネスの拡大と同社ブランド力の強化を図っていくとしている。

 

[問い合わせ先]
NTN株式会社
グループ経営本部 コーポレート・コミュニケーション部
電話:06-6449-3579/ファックス:06-6443-3226

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。