NTNは、NTNグループの存在目的を国内外に広く認知させるため、「Make the world NAMERAKA」をブランドステートメントとして新たに設定したと、2020年12月14日発表した。
NTNは、100年以上にわたりベアリングを提供し、さまざまな産業の発展に貢献してきた。1918年の創業当初から大切にしてきた、挑戦し続ける「開拓者精神」と、社会とともに発展する「共存共栄精神」は、現在まで受け継がれ、NTNのDNAとして企業理念に込められている。
これらの創業者精神や企業理念をはじめ、NTNグループ従業員が目指すべき意識・行動を明文化した「NTNスピリット」、企業理念を実践する経営の考え方や姿勢を示した「経営の基本方針」、次の100年も持続的に成長するために設定した長期ビジョン「NTNのあるべき姿」などを通じて、NTNが持続可能な「なめらかな社会」の実現を目指していることを、グローバルに統一して発信していくため、ブランドステートメントを設定した。
「なめらかな社会」とは、人と自然が調和し、人々が安心して豊かに暮らせる社会を意味している。その実現を目指すNTNグループの使命や価値観、存在目的をブランドステートメントとして簡潔に明文化することで、コーポレートブランド「NTN」の構築を強化していく。
ベアリングは、機械の回転を支える重要かつ精密な部品であり、省エネルギーのための技術。NTNがこれまで培ってきた技術を、今後は電気自動車やロボット、自然エネルギーなど幅広い分野でもさらに発展させ、新しい技術の創造と新商品の開発を通じて社会課題を解決し、持続可能な社会の発展に貢献していくとしている。